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自由な海洋活動の保障確立を

めざましい経済成長の波に乗り、アジア太平洋海域での急速な権益拡大を図り、海軍増強を進める中国。それに対し、日本や米国、東アジアの沿岸諸国は、同海域の安全保障を脅かすとして警戒感を強めている。米国が世界的な軍備再編で予算を見直し、逆に中国が海軍への予算を増やす中、近い将来、東アジアの海軍力 のバランスはどう変化するのか、海上の安全保障は維持されるのか。日本・米国・中国の元海軍、海上自衛隊の指揮を執った方々にお集まりいただき、東アジア 海域の安全保障に対する各国の基本姿勢や将来展望を聞いた。

出席者

モデレーター 半田晴久氏(NPO法人 世界協力開発機構総裁)

日本国際フォーラム理事。CSISパシフィックフォーラム理事、カンボジア王国政府顧問、在福岡カンボジア王国名誉領事、東南アジアテレビ局解説委員長。(株)たちばな出版代表取締役。

「日・米・中でもっと対話を」


マイケル・マクデビット氏(米海軍分析センター上級フェロー)

退役海軍少将。空母戦略軍指令を含めて4度にわたり海上部隊の指揮を執る。米軍防衛省東アジア政策部長。CINCPAC戦略作戦政策部長。米国国防大学学長を経て現職。

「相互協力の習慣をつくろう」


香田洋二氏(海上自衛隊 退役海将)

護衛艦さわゆき艦長、護衛艦隊司令部幕僚長。第30代護衛艦隊司令官を経て、統合幕僚会議事務局長。佐世保地方総監。第36代自衛官隊司令官を歴任。2009年からハーバード大学・アジアセンターシニアフェロー。

「海洋のバランスを保って」


楊毅氏(ヤン・イー。中国国防大学研究員)

退役海軍少将。駐米大使館付武官を経て、2010年中国国防大学戦略研究所長。現在、研究員。国家安全保障軍事戦略・国際政策の専門家。中国で最も影響力がある戦略思想家の一人。

「協力的なパートナーシップ構築」


ジャスティン・ゴールドマン氏(CSIS・ハンダフェロー)

米海兵隊第15次調査隊員としてアフガニスタン、パキスタンで勤務。西アフリカ顧問。ラジャラトラム大学軍事研究員としてシンガポール国軍大学および海軍勾当台額で指導に当たった。

「関係国同士の共同訓練で信頼」


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